優雅なタヒチ・クルーズの魅力
タヒチの美しい海をゆったり観光したいと考えている方におすすめなのが、クルーズ船の利用です。クルーズ船の特徴や魅力についてご紹介しましょう。
年間を通して、就航
海外の中にはクルーズ船の就航時期が限られているものもありますが、タヒチの場合は年間を通してクルーズ船が就航しています。そのため、どの時期でも美しいタヒチの大自然を満喫できるのが魅力です。


海の上でも過ごしやすい温暖な気候
タヒチは常夏の島であり、1年を通して温暖な気候となっています。海の上でも過ごしやすく、ビーチを楽しむのにもぴったりです。
小さな子どもからシニアまで楽しめる
タヒチのクルーズ船はハネムーンで選択する方のほか、夫婦やシニア、ファミリーでの旅行でも選ばれています。船内で提供される食事のレベルが高いのはもちろんのこと、各クルーズ船で趣向を凝らして様々なサービスを提供しているため、飽きることなく過ごせるでしょう。
選択肢が豊富
タヒチでは、ポール・ゴーギャン・クルーズのほか、ウィンドスタークルーズなど実に様々なクルーズ船があり、選択肢が豊富です。どれ(どのクルーズ船)を選ぶのかによってスケジュールや船内の設備、部屋、寄港地などが異なるので、事前に良く確認した上で選ぶことをおすすめします。
各クルーズ船が立ち寄る寄港地はどこも人気が高く、魅力に溢れています。自分で足を運ぶ島を考えたり船や空港について調べたりするのも楽しいですが、クルーズ船なら寝ている間に島を移動するので、翌朝カーテンをあければ昨日とは違う美しい海を見ることができる点は見逃せません。


ポール・ゴーギャン・クルーズの魅力
ポール・ゴーギャン・クルーズは、タヒチで運航しているクルーズ船の中でも代表的で、様々な賞を受賞しています。タヒチを愛していたことでも知られる有名な画家「ポール・ゴーギャン」の名がついたこのクルーズ船は、ラグジュアリーでありながらアットホームな雰囲気が魅力です。
基本情報
船の基本情報は以下の通りとなっています。
【参考】https://pgcruises.jp/about/
建造年 | 1998年(改装2012年) |
総トン数 | 19,200トン |
乗客定員 | 332名 |
乗組員数 | 217名 |
全長 | 153.6m |
全幅 | 21.9m |
船籍 | バハマ |
乗客定員が332名であるのに対し、乗組員数が217名であることから分かる通り、乗客1.5名に対してクルー1名が乗っています。これにより1人ひとりへのサービスが行き届いており、満足のいく旅行になるでしょう。
パペーテ、フアヒネ島、タハア島、ボラボラ島、モーレア島の5島を効率よく1週間で周遊できるのが魅力です。また、ボラボラとモーレアでは停泊しますので、水上バンガローに宿泊できるオプショナルプランも用意されています。
客室・船内設備
すべての部屋から海を眺められるのが特徴で、船内設備も非常に充実しています。屋外プール・プールバーが設置されているほか、賞を受賞したこともあるスパも見逃せません。フィットネスセンターではエアロバイク、トレッドミル、ステアクライマーなどが用意されています。
食事
パリの有名シェフや、才能溢れる料理人によって提供される食事はどれもおいしく、スペシャルな1皿を楽しむことができます。飲食はほぼすべてクルーズ代金に含まれていることもあり、安心して食事を堪能できるでしょう。


服装
ラグジュアリー船の場合はドレスコード必須の場合もありますが、ポール・ゴーギャン・クルーズにはありません。あまりにもラフなものは避けたほうが良いですが、堅苦しくない服装で過ごせるのも特徴です。
贅沢なひとときを過ごせる
エンターテイメントとして「レ・ゴギンズ」という専属のエンターテイナーが乗船し、歌やダンスのほか、カルチャー教室でタヒチの素晴らしさを伝えてくれます。
ラウンジやカジノ、ピアノバーなど見どころ満載なので、飽きることなく楽しめるクルーズです。リピーターも多く、満足度が高いことがわかります。
アラヌイクルーズの魅力
「貨客船アラヌイ」というもともとはタヒチ島に本社をおく海運会社であるポリネシア海運が運航しています。ハワイやタヒチのルーツになったと言われるマルケサス諸島を訪れることができるのが魅力です。
基本情報
クルーズ船の基本情報からご紹介します。
【参考】https://oceandream.co.jp/cruise/aranui/aranui_index/
建造年 | 2015年(アラヌイ 5号) |
総トン数 | 11,468トン |
乗客定員 | 254人 |
乗組員数 | 103人 |
全長 | 124 m |
全幅 | 22 m |

貨客船アラヌイで行くことができるマルケサス諸島は、画家ゴーギャンが眠る土地です。また、ゴーギャン終焉の地ヒバオア島も訪問するので、ファンにはたまりません。パペーテを出港したらタカポト島やヌクヒヴァ島などをめぐります。
アラヌイは、貨客船として人が住む6つの島に島人の生活を支える必需品を運ぶ船でもあり、マルケサスの人々の生活になくてはならないライフラインです。クルーが力強く積み荷を運んでいる姿を見ることができるのも、この船ならではの特徴だといえます。

客室・船内設備
プレジデンシャルスイート、ロイヤルスイート、プレミアムスイートなどのほか、2人部屋や、4人部屋、8人部屋など、様々な選択肢があります。屋外プールやショップ、マッサージルーム、バー、フィットネスルームなど、船内設備が充実しているのも魅力です。
食事
自由席にて朝、昼、夕食とも入れ替えなしの1回制の食事です。日替わりで魚、チキン、ポーク、牛肉、マトンがメインディッシュとして提供され、夕食には赤・白ワインもつきます。
服装
ドレスコードもなく、あまりにもラフすぎなければカジュアルな服装で過ごすことができます。ポリネシアらしいパレオで過ごしてみるもの良いでしょう。出港早々にはパレオの着付け教室も開かれます。
飾らず、自然体で過ごせる
豊かな自然を感じながら自然体でゆったりと過ごせます。バーではクルーのタヒチアンミュージックのショーも開催され、とてもアットホームな雰囲気で過ごせるクルーズ船です。


大人がリラックスして楽しめる帆船ウインド・スピリットの魅力
ウインド・スピリットは、ウィンドスタークルーズの運航による、帆付きのヨットスタイル客船であり、船尾での無料のマリンスポーツが楽しめたり、プライベートアイランドを満喫できる日を用意したりするなど、タヒチを巡るのにぴったりな船です。風通しの良いデッキでは、無料の予約制ダイニングがオープンし、ステーキや魚介のグリルなどを現代的なアレンジで出してくれるだけでなく、サンセットと共にディナーを楽しめるなど、リラックスした船上ライフを楽しめます。
基本情報
基本情報をご紹介します。
【参考】https://www.windstarcruises.jp/regions/Tahiti/1
総トン数 | 5,736トン |
乗客定員 | 148名 |
乗組員数 | 101名 |
全長 | 110m |
全幅 | 15.8m |
乗客定員が148名であるのに対し、乗組員数が101名であることから分かる通り、乗客1.4名に対してクルー1名が乗っています。これにより1人ひとりへのサービスが行き届いており、満足のいく旅行になるでしょう。
パペーテを出港し、モーレア島、ライアテア島、ボラボラ島、タハア島、フアヒネ島を7泊でめぐるもののほか、ツアモツ諸島のランギロア島、ファカラバまでを10泊もしくは11泊でめぐるものなど、コースも充実しています。


客室・船内設備
客室はすべてオーシャンサイドであり、客室アメニティはロクシタンが使われています。アラカルトメニューから自由に選んで食事ができるメインダイニング以外に、朝食・昼食専用レストラン、24時間無料のルームサービスも用意されています。
食事
北米の美食団体であるジェームズビアード財団の公式クルーズラインであり、船内で出される料理はどれも秀逸です。有名シェフのレシピが楽しめるだけでなく、パスタや米を使った繊細な料理も出されるため飽きることがなく、日本人にもおすすめです。
服装
ウィンドスタークルーズは、スマートカジュアルや、カジュアルエレガントが船内の雰囲気にマッチします。タヒチらしいリラックスした船上ライフを楽しめます。
贅沢なひとときを過ごせる
タハア島沖にあるモツ・マハエアで、プライベートアイランドを満喫できます。船では一週間無料でシュノーケリング道具が貸し出され、それを持って白い砂浜とクリアな海水のモツで可愛い魚と出会えるシュノーケリングを存分に楽しみましょう。
モツにはウインドスター・バーもオープンし、ソフトドリンクは船内と同様に無料です。また、SPAやビーチバレーも楽しめて、タヒチの楽園を満喫できます。
一晩停泊するボラボラ島でもモツが貸切られ、タヒチアン・ディナーとファイヤーダンスショーが行われるのも魅力です。モツから見る美しいタヒチの星空も忘れられない思い出となるでしょう。

その他のクルーズ
不定期ではありますが、日本の客船である「ぱしふぃっくびいなす」や「飛鳥」などもタヒチに立ち寄ることがあります。どちらも魅力的なクルーズ船でおすすめです。