Taputapuatea

ライアテア島のご案内

タヒチのライアテア島とは?

ライアテア島はポリネシア人が初めて定住したポリネシア文化発祥の地と言われており、約12,000人が暮らしています。かつては故郷や理想郷を意味する「ハバイイ」と呼ばれ、豊かな自然に恵まれた島です。

ライアテア島は楽しみ方が豊富で、マリンアクティビティ以外にも川遊びや山の自然を楽しんだり、タヒチの歴史に触れたりすることができます。

ライアテア島

ライアテア島の魅力と見どころ

タヒチはマリンアクティビティのイメージが強いですが、ライアテア島は川遊びを楽しむのにもぴったりです。タヒチで唯一ボートやカヌーなどで航行できるファアロア川で、神秘的な自然に囲まれながら過ごせるカヌーツアーも検討してみてはいかがでしょう。

また、山々が連なる島ということもあり、ジープサファリツアーで豊かな山の自然を楽しんでみるのもおすすめです。山を散策したり、途中の川で泳いだりできるプログラムもあります。本格的なダイビングも楽しめる島で、例えば1900年頃に沈んだとされている沈没船の探検ダイビングが人気です。

後ほど詳しくご紹介しますが、ライアテア島には、ポリネシア最大の宗教遺跡であり、タヒチ唯一の世界遺産でもある「タプタプアテア」と呼ばれるマラエがあります。

それから、ライアテア島は自然も多く残っているのですが、中でもテメハニ高原でしか咲かない大変貴重な「ティアレ・アぺタヒ」という花があります。タヒチに咲いているティアレの花は通常花弁が7枚ありますが、この花は花弁が5枚しかありません。その姿がまるで手を開いているかのように見えるティアレ・アペタヒは、その昔、夫との口論の末、悲しみのあまり手を切り落として自ら命をたった女性の手の化身であるという神話も残されています。
とても珍しい花ですが運が良ければ見ることができるので、テメハニ高原の早朝ハイキングツアーに参加して探してみてはいかがでしょうか。
他の場所に植え替えても決して根付かないことから、ここでしか見ることができない花です。見つけられれば素敵な旅の記念になるでしょう。

ライアテア島にはボラボラ島まで見渡せるタピオイの丘と呼ばれる場所があり、頂上からは美しい景色を堪能することができます。自分の足で登る場合は頂上まで45分~1時間程度かかるので、登る予定の方は涼しい早朝から出かけてみるのがおすすめです。

 

ティアレ アペタヒ
ル・タハア

ライアテア島のホテル・宿泊施設

ライアテア島には、小さなホテルやペンションはありますが、宿泊施設は多くありません。日本からライアテア島に観光に訪れる方の多くは姉妹島であるタハア島に滞在し、観光でライアテア島を訪れる方が多いです。
タハア島へはライアテア島からボートで約30分程ですので、アクセスも便利です。また、
タハア島にはラグジュアリーホテルや水上バンガローもあるのでおすすめです。

ライアテア島の世界遺産

ライアテア島には、タヒチ初の世界遺産である「タプタプアテア」のマラエがあります。
マラエとはポリネシアで宗教信仰の対象になっている神殿や聖地のことです。

タヒチにはいくつかマラエがあるのですが、その中でも最大とされているタプタプアテアは、ハワイやニュージーランド、イースター島を含めたポリネシアン・トライアングルと呼ばれる一帯の島々の中心かつ聖地とされ、多くの人々がカヌーで巡礼にやってきました。2017年にはタプタプアテアの祭祀場を中心に、後方の山や前方のラグーンを含めた範囲が世界文化遺産に登録されています。

オプショナルツアーに参加して足を運び、タヒチの歴史を感じてみてはいかがでしょうか。

ライアテア島

ライアテア島のグルメ・ショッピング

ライアテア島の空港から車で約5分の場所にある町「ウツロア」は、フレンチポリネシア第2の都市とされており、様々なお店があるのが魅力です。大型クルーズ船の停泊地にもなっているので、お土産屋さんの他、カフェやレストランも多く、地元で採れた新鮮な食材を使った料理を楽しめます。盛り付けにこだわっているお店が多いので、写真映えする料理を味わいたいと考えている方でも満足できるでしょう。

ウツロアには公共市場であるマルシェやスーパーマーケットが立ち並んでおり、ショッピングやお土産探しも可能です。

ライアテア島で知っておきたい情報

ライアテア島の物価は、タヒチ島とそれほど変わらないか、少し高いくらいです。飛行機の関係から最終日はタヒチ島に宿泊することになるので、タヒチならどこでも購入できる定番のお土産などはタヒチ島で購入すると良いでしょう。

両替はホテルでもできますが、日本の空港で済ませておくか、タヒチ島についた際にファアア国際空港のATMで行っておくと便利です。レートのことを考えるとATMで両替する方法がお得だといえます。

Wi-Fi事情は宿泊するホテルによっても異なるのですが、旅行中にいつでもインターネットを使いたい、安定したい速度で通信したいと考えているのならフリーWi-Fiを利用するよりもレンタルWi-Fiを契約してから行ったほうが良いです。グループで行く場合、一台契約すればみんなで使えます。

パシフィックフラン

気になる治安についてですが、タヒチは親切で温厚な方が多く、治安も良いとして知られているので安心です。ライアテア島の場合も同じで優しい人々ばかりです。

もちろん、海外旅行ということもあり、貴重品の管理など自分で気をつけなければならないポイントはありますが、それ以外ではほぼ安心して過ごせるので、初めての海外旅行で不安を感じている方にも向いています。

 

ライアテア島

ライアテア島の過ごし方

ライアテア島での滞在をどのように楽しめば良いか悩んでいる方のために、4泊6日のモデルケースをご紹介しましょう。

1日目は日本を出発してタヒチのファアア空港に向かい、そこから国内線などでライアテア島に向かいます。ライアテア島に到着したら、ウツロア市場でショッピングを楽しんでみるのがおすすめです。ホテルにチェックインした後はのんびり過ごしましょう。

2日目、3日目は川遊びや山遊び、マリンアクティビティを堪能するのにぴったりです。ライアテア島ではヨットをチャーターして行うセーリングも人気があります。

また、バニラアイランドとしても知られる姉妹島「タハア島」まで足を延ばすと更に楽しみも広がるので、スケジュールに組み込んでみてはいかがでしょうか。ユネスコ世界遺産のタプタプアテアのマラエに出かけてみるのもおすすめです。

翌日は早朝に飛行機に乗る必要があるため、4日目にはホテルをチェックアウトし、タヒチ島のホテルにチェックインします。タヒチ島では首都パペーテでお土産探しをしたり、夜はルロットでディナーを楽しんだりしましょう。

5日目の朝にホテルをチェックアウトしてファアア国際空港を出発し、日付変更線を越えて6日目に日本に戻ります。

6泊8日や8泊10日の予定で組む場合は、ライアテア島やタハア島以外での宿泊も含めて検討してみるのがおすすめです。

 

ルロット