タヒチとは?
タヒチは南太平洋の中央部にある美しい海や山々が特徴的な島々であり、正式名称は「フランス領ポリネシア」です。118の島々が点在しており、日本だけでなく、世界中から多くの観光客が集まっている島でもあります。
エア タヒチ ヌイでは成田空港からの直行便が出ていて、フライト時間は約11時間。成田空港を夕方に出発し、タヒチに到着するのは同日の朝となります。時差は19時間遅れなので、日本が10日午後6時なら、タヒチは9日の午後11時になります。
屋台グルメに南国らしい景色など非常に見所が満載なので、ぜひ時間をたっぷり取ってゆっくり旅行に出かけてみてはどうでしょうか。週2便の運航なので、気になるスポットやお店だけ見て回りたいのなら4泊6日間、全体的に見て回りたいと考えているのなら、6泊8日や8泊10日で検討してみるのがおすすめです。
公用語はフランス語とタヒチ語となっていますが、英語も使えるので安心できるでしょう。また、パペーテの街中の標識には日本語の表示もあるので、街歩きもしやすいです。
4月~10月にかけての時期は少し気温が下がりますが年間の平均気温は27度ということもあり、とても過ごしやすいのも魅力だと言えます。


タヒチの魅力
タヒチの大きな魅力といえるのが、輝くブルーラグーンで知られる美しい海と優雅な気分を味わえる水上バンガロー、情熱的なタヒチアンダンス、写真にも映えるおしゃれなグルメなどです。
自然の豊かさにひかれてタヒチを訪れる方も多く、パラグライダーやシュノーケリングなどのアクティビティも人気。海と山々の両方を楽しむことができるので、仲の良い友達同士や恋人同士はもちろんのこと、子供連れでの家族旅行でも十分に満喫できます。
伝統文化の一つでもあるタヒチアンダンスは各ホテルのショーとしても披露されることがあり、特に大きなホテルでは世界を舞台に活躍するプロのダンスグループのパフォーマンスを楽しむことができます。
水上バンガローはタヒチが発祥と言われており、360度海に囲まれた素晴らしい景色を堪能できるのが魅力。部屋の中に設置されたガラステーブルや床からラグーンを泳ぐ魚が見えるなど、さまざまな趣向を凝らした客室も人気です。
グルメでは南の島らしいフルーツやシーフードを楽しんでみてはいかがでしょうか。色とりどりの料理が並びます。
タヒチでの過ごし方
エア タヒチ ヌイを利用した成田空港からの直行便の場合、日本を夕方に出発するとタヒチには同日の朝に到着します。フライト中はゆっくり休んでおけば、到着した日から海や山での様々なアクティビティを楽しむことができます。
島間の移動手段は飛行機か船が主流です。なお、高速船は事前に予約する必要もなく、当日の受付で済みます。
タヒチの楽しみ方は実にさまざま。水上バンガローでのんびり過ごすのも良いですし、アクティビティを満喫するのもおすすめです。
自分だけの旅の記念品が欲しい方は、オリジナルのパレオ作りに挑戦してみたり、オーダーメイドで黒真珠アクセサリーを作ったりしても楽しめます。
また、美容目的や日々の疲れをいやすために海外旅行を計画している方にもタヒチがぴったり。いろいろなスパもあるので、気になるスパ巡りをして至福の時間を過ごしてみるのもおすすめです。
タヒチは「地上最後の楽園」とまで言われるほど美しい場所なので、あえて何もせずにのんびり自然を楽しんでみるのも良いでしょう。


タヒチは118の魅力的な島々でできています
タヒチには118もの島があることから、どの島に行くのかによって魅力や景色が変わるのも特徴です。代表的なタヒチの島についてご紹介しましょう。
タヒチ島
タヒチ島は国際空港があることでも知られており、タヒチの中心地でもあります。またフランス領ポリネシアの首都であるパペーテは公共市場のマルシェや人気のカフェ、夜ににぎわう「ルロット」と呼ばれる屋台なども見どころです。
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ボラボラ島
圧倒されるような美しさで知られる島です。島の北には上空から見るとハートの形に見える無人島「ツパイ島」もあります。
ボラボラ島といえば美しい海が魅力なので、海遊びを中心に楽しんでみてはどうでしょうか。また、リゾートから本島に出てローカルレストランでの食事を楽しみたい方にもぴったり。ボラボラ島にも世界中のセレブが訪れるレストランがあります。
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ランギロア島
非常に大きい環礁を持つことでも有名で、美しい海を見るために多くの観光客が集まります。ダイビングはもちろんのこと、ドルフィンウォッチングも楽しめるダイバー憧れの島です。
また、ランギロア島はフレンチポリネシアでは唯一、ワイナリー(ワイン畑)のある島でもあります。このワイナリーで作られたワインはフランスで開催されたコンクールで金賞を受賞した実績もあるので、ワインが好きな方も見逃せません。
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ファカラバ島
大きな環礁が魅力的であり、ラグーンの美しさが目を惹きます。小さな島ではありますが、咲き誇るブーゲンビリアの花は南国らしさを感じさせ、保護の対象になっている希少な野生の動植物、アクティビティなど見所満載です。ユネスコの生態系保護区にもなっており、ハタの産卵の時期は世界中からダイバーが集まります。
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ティケハウ島
環礁に囲まれた美しいラグーンが魅力。観光地化されているわけではないこともあり、豊かな自然が残っています。世界的なダイビングスポットとしても知られていて、運が良ければ海では巨大なマンタやイーグルシャークに出会える可能性があるのもポイント。ピンク色の砂浜が特徴的なピンクサンドビーチはとてもロマンティックなので、ぜひ足を運んでみてはどうでしょうか。
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マルケサス諸島
無人島を含む12の島々からなる島です。自然だけでなく豊かな文化にも溢れているのが特徴。ダイビングスポットとしてもおすすめのヌクヒバ島や、フランス領ポリネシアで最大のティキ像があるのが特に有名。また、楽園を求めていた画家ゴーギャンが眠る島であるヒバオア島もあります。
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その他
他にも様々な魅力があるタヒチですが、例えば6月から10月にかけてザトウクジラが泳ぐ姿を楽しめる「ルルツ島」などがあります。
こちらはどちらかというと、隠れ家的なリゾート。例えばオーストラル諸島とガンビエ諸島は初めてタヒチに行く方向けというよりも、何度もタヒチに足を運んでいるからこそ新しい魅力に触れたいと考えているリピーター向けだといえます。


タヒチと画家ゴーギャンの深い関係
天才画家として知られている巨匠「ポール・ゴーギャン」もタヒチを愛していました。タヒチで出会った少女の原始的な暮らしに衝撃を受けたゴーギャンは、原始の美を求めて作品作りに没頭。
フランスに戻り作品を発表するものの残念ながら不評に終わり、タヒチの地に戻ることになります。
その後、遺作でもある「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」を完成させました。
タヒチに魅せられた芸術家としても知られており、通年12年間タヒチに滞在したゴーギャンはマルケサス諸島にあるヒバオア島で生涯を閉じます。
豊かな自然と文化に触れて多くの作品を完成させたゴーギャンが愛したタヒチに足を運んでみてはいかがでしょうか。